無添加ドライフルーツの裏事情

オーガニックブラックマルベリー
皆さま、こんにちは。勝田佳捺絵です。
突然ですが、こちらのお写真、
マグロの解体ショーならぬマルベリーの解体ショーです。
オーガニックブラックマルベリー
ウズベキスタン産の野生/無農薬(海外のオーガニック認証)ブラックマルベリーはこの状態で弊社に届きます。
こちらを手作業で検品しながらほどいていくのですが、完熟フルーツなので、とてつもなくベタベタしています。この作業、想像以上に時間がかかります。
オーガニックブラックマルベリー
そこで、オイルを吹きかけ、ポロポロ状態にして作業効率を上げたのが「オイルコーティング」したドライフルーツです。
原材料に「植物油脂」と記入されていますが、多くの商品に記載されています。しかし、おいしさにこだわるなら完全無添加の100%フルーツでしょう。
また、先日輸入したレーズンの一袋(6kg)が輸入の過程で虫が湧き全てロスになりました。
無農薬栽培&ポストハーベスト農薬不使用の作物ではよく起こることです。
ポストハーベスト農薬とは、収穫後、カビや害虫の発生を防ぐために使われる防カビ剤や防腐剤のこと。
輸入農作物では一般的なことです。
農作物を1ヶ月近く庫内が高温になる船に乗って運ばれてくるわけですから、何もしなかったらそれは腐ります。
弊社の原材料は全てポストハーベスト農薬不使用です。そのため、自社輸入のドライフルーツは航空便で慎重に運びます。
最近以前より一層感じることは、
やっぱり完全無添加(収穫前収穫後の農薬や添加物など)は大変ということです。
オーガニックベリー
ロスになった場合、海外メーカーに文句など言おうものなら「あらそう、オーガニックだもの。文句があるなら買わなくて良い」と言われることは分かるので言いません。
昔は、日本の仲卸業者さんに「このクルミはカケだらけで油の臭いが漂っています」や、「このデーツは箱の半分ロスが出ました」といちいち報告して対応をお願いしていましたが、「それを理解して買わなくてはいけないのです」「天候やその年の条件で品質が左右されるのは仕方ない。それでも買い続けることが有機作物では特に大事なのです。味の均一化はあなたの努力です」と反対によく怒られておりました。
その度に、「この先どうすれば良いの〜」とナッツやドライフルーツのことで寝付けないほど悩む日もありました。
経験値が高まり、それが理解できるように成長はしていますが、しかし、「自然に左右されるのであれば仕方がない。身を任せよう」と甘ったれてはいけないとも思います。
どんな時もお客様にはおいしい商品をお届けできるように努力して参ります。それがメーカーの役割です!
お気付きの点があればすぐにお知らせくださいませ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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